僕:
気持ちが落ちていたり、疲れてくるとまわりの人が自分のことを悪くいっているのが聞こえる。
いつもだ。

「あいつはこんなこともできないんだ。」

「要領が悪いやつだなあ」

「あいつがいない方が上手くやれるのに」

「あいつは死んだほうがマシだ」

こんな感じだ。

気にしないようにはする。

だけど落ち込む。人から悪口を言われて、嬉しい人なんていないだろう。

統合失調症の代表的な症状に「幻聴」があるのは知っている。

でも、これは違うさ。

だって本当に聞こえるんだから。

数人でこっちを見ながら噂話風に笑いながら話している。

100%間違いなく悪口を言われている。

どんなに気にしないと思っても気になる。

そして、悪口を言っている人たちとは、どうしても距離を置くようになる。

自分はどうせ認めてもらっていないのだからと自暴自棄になってくる。

同じ空間にいるのすら苦痛になってくる。

だんだん悪口もエスカレートし大声で言われるようになり、
僕は呼吸するのも辛くなりその場所に近づけなくなってくる。

そこに行こうとすると頭痛や目眩がして、身体が動かなくなってくる。

どんどん、身体が重くなり、僕は寝てばかりいるようになる。

これがいつものパターンだ。

どうしろと言うのだ。

悪口は言われないように、変われって言われてもそれは無理だ。

僕はこうなんだ。言われても当然だ。

どうせ僕なんて生きていない方が世の中のためなんだ。

あ~あ、またいつもの負のスパイラル・・・

どうやったらこれを止められるのだろう。

そうだ!ピーナッツジャムさんに聞いてみよう。

ピーナッツジャム:
悪口は言われたくないよね。

いつも辛いのに頑張って来たんだね。

周り中敵になっても、いつも一人で乗り越えてここまで生きてこれたんだね。

それだけで君はすごいよ!

「幻聴」というのは、本当に厄介だ。

「幻聴」全く現実と変わらなく聞こえているし、見えている。

君も人に「僕は悪口ばかり言われている」とはあまり言わないだろう。

だって「そんなの気にするな」と分かってはいても、
僕の目の前で悪口を言われれば気になるのは当たり前だ。

脳の中にある物質がたくさん出過ぎてしまうと脳の回路が混線してしまって違う回路に繋いでしまうから、現実で無いことが聞こえたり見えたりしてしまう。

厄介なことだね。

これは普通の人には絶対に理解できない。

むしろ、君も絶対に幻聴ではないと思うだろう。

それくらい、全く現実と変わらない。

もし、ほんの少し勇気が持てたら、まずは疑ってみよう。

もしかして、これは幻聴かもしれないと。

そして、できることなら本人に直接聞いてみよう。

「君は僕のことが嫌いですか?」と。

そんな事できるはずないと思うだろう。

もちろんそうだ。

ただ、声に出さなくても、君の顔には必ず書いてあると思う。

「僕は君が嫌いだ・・」と。

そうやって人間関係が上手くいかなくなってしまうんだね。

もし、幻聴だったら、相手だって、理由もなく嫌われたことになる。

悪口言っていない相手からある日ある時、嫌われることになる。

それはイヤだよね。

何でもいい。自分が思っているだけでなく相手と直接話してみよう。

そうすることで誤解は解ける。

嫌ったり、恨んだりするのは、ほんのちょっと確認してからでも遅くはない

直接話してみて、面と向かって「大嫌い」と言われたら、その時は仕方ない!!

諦めよう。

でも、君の場合、おそらく9割以上は幻聴だと思うよ。

他人は君が思うほど、君に興味は無い。

みんな自分が可愛いから、自分に取って不都合な人は嫌いになるけど、
それだって瞬間に変わることだってある。

君にはちょっと悪口を言われたと思い込む癖があるだけ!!

気にするなとは言わない。

例えば、「ごめんね」でも良い。

「僕は嫌われている。」をちょっとだけ横に置いておいて、知らんぷりして声を掛けてみよう。

きっと、「な~んだ、違ってた」という経験がいっぱいできるはずだ。

その経験が幻聴の存在を君に教えてくれると思うよ。

きっと「今のこれも幻聴かもしれないと疑える君になれる!!」

そうなったら今よりよっぽど生きやすくなると思うね!!